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一腐女子による萌え時々ヘタレの日々
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もう駄目だ無理だ不可能だ…
という訳で、勝手に「バレンタイン期間」開催しちゃだめですか^^^^^^
だってだって描きたいバレンタイン絵がまた増えたんだものッ!オルガンの練習や卒論もやらにゃあならんこの状況、幾ら何でも週末までに3枚完成は無理過ぎる><><
出来れば今日中に1枚目の彩色に取り掛かりたい所存です。描きたい。描きたい。だがしかし線画ばかり増える誰か着色してくんないかな…
それにしても現時点で6枚有る万丈目さん絵の内訳が、ノーマル2枚しょた2枚にょた2枚ってそれっておかしくないかなぁ

さて、去る月曜日は六本木の森美術館に行って参りました。
実はヒルズ初訪問だったのですが、麻布十番駅を出て地上と思しき所をてくてく歩いて行ったらまさかの「B2」表示で、ヒルズやりおるわーと思いました^^^^金持ちは高い所が好きなんだね!
金持ちでもないのにやたら高い所が大好きな裕子は、にやにやを一生懸命隠しながら57階へ。流石はヒルズの美術館、エントランスも超広い。中の広さもかなりのものでした。これで学生1000円って格安じゃないのか?
じっくり見て回って、美術館内だけで2時間は居たなぁ。それも最後はかなり疲れてしまって急ぎ足気味だったので、途中で休憩できるソファーとか有ったらあと1時間は滞在していたに違いない。

因みに「医学と芸術」という展示会でした、どう見ても裕子ホイホイです本当にあr(ry
解剖図や義眼も有るので万人にお勧めできる展示会ではありませんが、「生と死」「命と芸術」「認識する」辺りのキーワードが引っ掛かる方には全力でプッシュします。惜しむらくは、展示会が今月末で終了という事。もうちょっと早く知っていれば、もう2回くらい来れたのに…

追記に美術展感想を折り畳んだところで黙っておきます~



タイトルがタイトルだけに余り客は来ないのかなぁと思っていたのですが、普通に混んでました。しかもカップルも沢山居て驚き。私の場合、この美術展に一緒に来れるとしたら、それは彼氏じゃなくて夫だわ…

全体を通じて最も感じたのは、やっぱり「認識するということ」でした。心理生の性と言えばそうかもしれんが。
中世の模索段階の解剖図も、宗教的な要素が根幹に在る人体図も、ひぃては義足や機械においても…どれだけ客観的であることを追い求めていても、それを認識するのはあくまで人間であり、人間が見る以上決して主観からは逃れられない。
例えば、義足。色鮮やかな装飾の施されたそれの隣に、無駄を一切省いた義足が展示してあったのですが、それを「味気無い」と取るか「機能的で美しい」と取るかは個人で異なるのですよね。
個人が見ている世界を他人に伝達しようとして生み出される物が芸術、というのが私の考え方。世界は一つでも個々人が見ている世界は全く違っていて、だからこそ個人が見ている世界を大切にしなきゃいけないんじゃないのかな。それが、人の生を扱う学問であれば尚更。ターミナルケアとか、その代表例じゃなかな。

それから個人的に一番泣きそうになったのは、生後17ヶ月の女の子の写真でした。
それは、「人は死ぬ時に何を思うのか」を追究するというコンセプトで一人の人の晩年と亡くなった直後の顔を撮った写真の一つでした。まだ、たった1歳の女の子。つぶらな瞳でぷっくりした頬で、でも小さな鼻には呼吸の為の人工的な管が通っていて、何だか痛々しい。
亡くなった直後の写真では、その子はまるでビスクドールの様にすっと眠っていました。ほんのり瞼も唇も開いていて、脱力しきったその子は本当にうつくしかった。うつくしくて切なくて、鳥肌が立った。じっと立ち止まって、通り過ぎてからも何度か戻ってまた眺めるほど、心惹かれる写真でした。

総じて、私は大満足な美術展でした。もう一度行きたいけど、本当に疲れ果ててしまったので直ぐに再訪するのはちょっと躊躇してしまいます。でも、あの写真の為だけでもまた行きたいなぁ…
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プロフィール
HN:
裕子
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
音楽、読書、落書きetc.
自己紹介:
漫画とアニメと音楽をこよなく愛する一腐女子です。
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