Sancta Maria, Mater Dei

気付けば既に12月。唯季節の流れをそら恐ろしく思った所で何にもならんので、今月くらいはクリスマス騒ぎに紛れ聖歌をタイトルにしても怒られないよね！ってな訳で12月は聖歌で通してみようと思います。初っ端から完ッ璧に聖誕関係無いが な！
私は1学期よりも2学期ver.の方が好きでした、と明らかに姉さんしか分からないであろう電波を送ってみる。

雑記の日が空いたのはゼミ志望レポートのせい…と言ってみますが、実質移動時間をも奪って行ったのは明らかに岬美由紀です。
千里眼という小説をご存知でしょうか。第1期全12冊(？)、第2期6、7冊刊行中の、シリーズ全てがミリオンセラーを記録するエンターテイメントノベルです。
当シリーズの特色は矢張り主人公が臨床心理士であるという点でしょうか。近年不登校や鬱病の認知度向上により心のケアの需要が高まっているとは言え、まだまだ一般的とは言い難い職業ですから珍しさで言えばかなりのものです。
唯、臨床心理士を志す身としてお伝えしておきたい事が一つ。

普通の臨床心理士は戦闘機を乗り回しません。(真顔)
此処が、この小説がエンターテイメントたる所以。主人公である岬美由紀は防衛大首席卒業、元航空自/衛隊F15パイロットという過去を持つ女性なのです。千里眼という二つ名も戦闘機乗りで培った動体視力と心理学的な知識により相手の心理状態を推察できる為。
人一倍正義感と思いやりの強い彼女は、テロ、核兵器をはじめ何度も日本を脅かす世界的犯罪を防ごうと持ち前の能力を発揮し次々と解決に導いていく。

…とまぁ、要は無茶苦茶すぎる小説なんです ね。ただし面白さに関してはお墨付きですよ！！
何事も一度没頭すると止まらない裕子は、母が図書館から借りてくる度に酷い寝不足に陥っています読み終わるまで絶対寝ないから←
つまりレポートと千里眼のダブルパンチを喰らっていた訳でございます。眠い、お休み皆の衆！(ぱたり)