戻りたい場所があれば戦えると

「もう戻れない」という言葉が大好きです。
この一言だけで、先の見えない絶望感も、残酷な現実も、葛藤の末の諦念も、もう存在しない心地良い世界への郷愁も、悲しい決意の強さも、いや言葉に出来ない感情の渦すらも表す事が可能だと思うのですよ。
ほら目の前に、炎を背に立ち短い髪を風に靡かせながら、酷く現実からかけ離れたうつくしすぎる微笑を静かに浮かべる少年の姿が。
何故少年なのかと言うと、大抵の場合こうした表情を裕子によって浮かべさせられるのは受け子だからです。愛するキャラクター程、抑鬱に叩き落としてやりたくなりますよね☆
今画面の前で「こンのドＳ！！」と叫んだそこの貴女！裕子は寧ろＭですよッ訂正なさい！(…)

そういった訳で私の惚れた受けは必ずと言って良い程ギリギリの精神状態まで追い詰められるのですが、ふと万丈目だけは今だかつて一度も形にしていないという事に気付きました。妄想だけなら日々垂れ流しなんですが…。
これは裕子としての沽券に関わるので是非書かねばとたった今強く決意致しました次第です。ついでに十代の思考がぶっ飛び過ぎていて万丈目が色んな意味で泣かされるアングラ行き確定なぐっちゃぐちゃの十万も書いてみたいですね！
需要が無くても萌の為に生産するのが腐女子クオリティーですが、何より有言不実行・予定は未定が裕子クオリティーですので余り戯れ事に気を留めないで戴きたい。
…さて、好きな台詞に対する語りも済んだ事だし、良い加減ルーズリーフに戻るか…