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一腐女子による萌え時々ヘタレの日々
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「十代は、いつ私達の寄せ書きに気がつくのかしら」

卒業パーティーもお開きとなり学生最後となるアカデミアの夜空を見上げていた明日香は溜め息と共にそう呟く。

「さぁ…慌ただしい上に空気の読めん奴だからな」
「寂しいけどそこも十代君らしいと言えるね」
「アニキはまだ、一緒に卒業できたから良いんスよ」

流れる潮騒の音。各々が物思いに沈む気配。

「そうだね…アモンは異世界から帰って来れなかった」
「ええ。コブラ先生や佐藤先生も行方が知れないし」
「…でもやっぱり、」

みさわくん。
悲しみに染まった吐息が漏れる。

「そうね…入学式以来の仲だもの…」
「日頃の行いが悪いのさ」

そう鼻を鳴らす万丈目も、明日香の窘める様な視線に口を噤み高い空を、遠い星の瞬きを睨み付けた。
再度訪れる沈黙。梢の囁き。

「…何処に居るんだろうな」
「きっと得意の数式で何とかやっている筈だよ。ボクはそう信じてる」
「そうだね、三沢君はしっかりしているから」
「私達は待つ事しか出来ないけれど」

呟かれる言葉は違えども4人の心は唯一つ。

『どうか無事でありますように』



その3:三沢が空気じゃなかったら
三沢っち化しておらず格好良い初期三沢のままだったなら、彼は二度と帰って来ない気がするのです。シリアスだけに。
ならば私は、たとえ空気だろうと虐められキャラだろうと、三沢っちを愛し続けますッ!!(拳を握り締めつつ)
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プロフィール
HN:
裕子
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
音楽、読書、落書きetc.
自己紹介:
漫画とアニメと音楽をこよなく愛する一腐女子です。
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