そして世界を導け

何で血が殆ど出ないんだろう？と心底不思議に思ってしまった私は駄目な女。
何か本当、例のシーンを見ながらそれしか思い浮かばなかった。
ギアスR2最終回、見ました。ほぼ全て録画とは言え何だかんだと全話逃しませんでした、1期未試聴の癖に。

ガソダム種の監督は以前「主人公が最後まで生き残れとは限らない」と保志氏に発言したそうですが、私が思うに最終話での死亡は死ネタに入らないかと。(同人的な意味ではまた別ですが)
と言うより、一つの物語が完結する為には良い形だと思うのですよ。言い方を変えれば、大好k(強制終了)
今回のギアス2期を終わらせる為には、ルル死亡は必要な形だったんじゃないかな。ナナリーの「私はこんな事望んでいない！」って慟哭は…胸に痛かったけど…でもその悲鳴がまたギアスらしいし心に響くしごにょごにょ

あの最期はつまり、ルルーシュとスザクの心中なのかなと思う。
墓が残されていた上ゼロという仮面を被ってしまったスザクは、もう二度と素の彼として笑う事は出来ない訳で。或る意味、恋愛とか願いとかそんな軽い言葉では表せない程の、束縛。何もかもを捨てさせる選択。
それをもスザクは受け入れたんですよね、親友殺しの咎と共に。もう何処からどう見ても心中だよ。
先程と矛盾する様ですが、裕子はそう簡単に死を選ぶもんじゃ無ェ！と思うんですよ。失われた命の上に今私達は立っている訳で…って長くなるから省略。
ルルーシュにはあの世で、スザクにはせめて元友人達の間でだけでも、笑っていて欲しいです。笑顔には、人を幸せにする力が存在する。


と、偉そうにずらずらと書きながら観賞中は
何で血が殆ど出ないの？→嗚呼、切った部分に動脈が無いから？切腹みたいな感じで→それじゃ即死しないよね…数時間掛かる…→でも、血飛沫飛んで無いよ？？
等と悶々していたのですが^^あとたとえルルが死んでも(殺されたからこそ)必ず混乱とその座を奪おうとする醜い争いが生じるよなとか…嫌な人間だわ。。